大塚食品が「大豆ミート製品」新JAS規格の検討をスタート
2020.09.30
大塚食品株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:白石耕一)は、農林水産省の進める新たなJASマーク特色JAS規格※1において、「大豆ミート製品」の規格化の検討をスタートしています。
近年、世界中でハンバーグやソーセージの代わりに食べられる肉代替食品が脚光を浴びています。その背景には、世界人口の急増による食糧不足、穀物に比べ家畜を生産する際の環境負荷の大きさなどがあり、コロナ禍の現在健康への意識が今まで以上に高まっており、米国では肉代替食品の販売が拡大しています。日本においても健康や環境に配慮した肉代替食品への新たなニーズが拡大しています。
大塚食品は、人口・環境・健康などの課題の解決に向けて2018年11月に大豆※2でつくったお肉不使用の『ゼロミート』ハンバーグを発売。これまで家庭用と業務用の製品を展開し、日本発の肉代替食品のリーディングプロダクトとして市場拡大を目指してきました。
その様な中で、お客様に「大豆ミート製品」についてより分かりやすくご理解いただけることを目的に、農林水産省の新JAS規格※1において家庭用の「大豆ミート製品」の規格化を目指すことと致しました。
お客様にとって分かりやすい「大豆ミート製品」規格を策定することで、大豆ミート製品の認知度、価値向上を促し、日本における同市場全体が大きく成長する一助になればと考えております。JASの制定等に関する手続きの進捗状況に関しましては、下記農林水産省URLにて随時ご確認いただけます。
※1新たなJASマークについて
JASマークは、食品・農林水産品やこれらの取扱い等の方法がJAS(日本農林規格)を満たすことを証するものとして、食品・農林水産品や事業者の広告などに表示されます。平成30年12月28日に、特色のあるJASに係るJASマークとして、これまであった3種類のマークを統合し、新たなJASマーク(特色JASマーク)を制定しました。特色JASマークにより、日本産品・サービスのさらなる差別化・ブランド化に向け、消費者の皆さまに高付加価値性やこだわり、優れた品質や技術などを分かりやすくアピールすることが期待されます。
※2本製品は大豆加工食品を使用しています。